こんにちは、Oshigeです。
株式投資を始めてみたいけど、どの銘柄の株式を購入していいのか分からない
と悩んでいる皆さまに、今回は銘柄選びで一つの基準となる『株価指標』についてご紹介します。
✔本記事の内容
◆初心者が知っておくべき株価指標(3つ)
◆注意すべきこと
【初心者必見】株式投資の銘柄選び術 「株価指標」編

株価や通貨などの値動きの推移をグラフ化したチャートを読み、分析することです。『ファンダメンタル分析』とは、
企業の業績や財務状況、株価指標を元にその企業の成長性、企業価値を見極め分析することです。
その中でも今回は、初心者が知っておくべき代表的な『株価指標』についてご紹介します。
初心者が知っておくべき株価指標
初心者が知っておくべき代表的な株価指標は以下の3つです。
□PBR(Price Book-value Ratio) … 低い方がいい(割安)
□ROE(Price Book-value Ratio) … 高い方がいい(収益力がある)
✔ PERとは…
PERとは、日本語で訳すと株価収益率です。
会社の利益に対し、株価がいくらか?という指標です。
この指標を元に、企業の株価は純利益に対して割安かどうかを判断します。
一般的には数値が低いほうが割安ということになります。
(15~20を基準に低ければ割安とされる)
✔PBRとは…
PBRとは、日本語で訳すと株価純資産倍率です。
会社の純資産に対し、株価がいくらか?という指標です。
この指標を元に、企業の株価は純資産に対して割安かどうかを判断します。
一般的には低いほうが良いとされており、PBR<1であれば割安と判断されることが多いです。
ただし、PBR=1が株価の底値もしくは上値となっているケースもあるので過去のPBRも確認しておくようにしましょう。
✔ROEとは…
ROEとは、日本語で訳すと自己資本利益率です。
企業がどれだけの自己資本で利益を出せているか判断する指標です。
少ない自己資本で多くの利益を上げるほうが企業活動としては優秀ですので、一般的には高いほうが良いとされます。(10%あれば優秀)
注意すべきこと
注意すべきことは以下のとおりです。
注意すべきこと①
ROEというのは企業の収益力ですので、今後の成長が見込めない可能性があります。
注意すべきこと②
資産=負債+自己資本となりますので負債が多すぎて自己資本が低いだけでROEは高くなります。
負債が多いというのは企業の安定性に欠ける可能性がありますので気を付けてください。
なおこの2点の注意をふまえて、次回、会社の業績や財務状況に関する分析を紹介します。
今回はファンダメンタルズ分析の中で最も重要かつポピュラーな株価指標を紹介しました。
今後の銘柄選びの参考にしていただければと思います。
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